いつか飽きたとしても

寝落ちした寝息を聞いて可愛いなと思う。微睡みつつニヤけたら意識が混濁した。目が覚めて1番に声が聞けるだけで幸せだと思う。そんな些細なことが欲しかったものなんだと気がつく。いつかそんな日々も飽きてしまっても、それで良いんじゃないかと思うようになりたい。それが当たり前になる未来を、生きたいと思う。

メンヘラ気質な自分の心は、酒に酔えば自分を大きく見せたがるし、それでいて聖人君子でいようとする。そんな小さな自分を見つめ直して、素直になりたいと思う。安心できるようなそんな自分でいたい。

関係を保つことは、相手に幸せにしてもらうんじゃなくて自分の幸せと相手の幸せを持ち寄ることならいいのにな、と願う。

 

きっと今は夢のように浮かされてるだけ。もう一度会えば醒める、冷められる熱情かも知れない。でも。それでもいい思い出になるくらい、馬鹿で痛いくらい楽しみながら苦しみたい。